絶許とは?絶許の意味
「絶対に許さない」の略語
絶許の説明
「絶許」はネット上や若者の間で使われるスラングで、「絶対に許さない」という強い拒絶や怒りの感情を短く表現したものです。実際にはそこまで深刻な怒りではなく、軽いノリや冗談めかして使われることも多く、読み方は「ぜつゆる」や「ぜっきょ」など複数存在します。2000年代から使われ始め、特定のインターネット文化や事件をきっかけに広がりました。例えば、有名人の失言や出来事に対して「絶許」とコメントが殺到するなど、ネットならではのコミュニケーション方法として定着しています。
ネットならではの短縮表現で、若者の言葉の変化を感じますね!
絶許の由来・語源
「絶許」の語源は「絶対に許さない」というフレーズを省略したもので、2000年代前半のインターネット掲示板「2ちゃんねる」で生まれたとされています。特に2006年に発生した「9.11放屁テロ事件」と呼ばれる米倉涼子さんの放送事故疑惑や、プロ野球選手の金村曉選手が当時の監督に対して発した「絶対に許さない。顔も見たくない」という発言がきっかけで広く普及しました。これらの出来事をきっかけに、ネットユーザー間で怒りや強い拒絶の感情を短く表現する手段として定着していきました。
ネット文化の変化を感じさせる、時代を代表するスラングですね!
絶許の豆知識
「絶許」には複数の読み方が存在し、「ぜつゆる」「ぜっきょ」「ぜっきょう」など人によって発音が異なります。また、実際にはそこまで深刻な怒りではなく、友人間での軽い冗談や、わざと大げさに怒るふりをして使われることも多いのが特徴です。ネット上では「顔も見たくない」というフレーズとセットで使われることが多く、これは金村選手の発言に由来するパターン化した表現です。さらに、若者言葉としての寿命が比較的長く、10年以上経った現在でも使われ続けている珍しいネットスラングの一つです。
絶許のエピソード・逸話
2006年、日本ハムファイターズの金村曉投手はヒルマン監督との確執から「絶対に許さない。顔も見たくない」と発言し、大きな話題となりました。この発言はネット上で瞬く間に「絶許」として広まり、金村選手は「絶許男」という愛称で呼ばれるように。また、声優の小清水亜美さんは2008年のテレビ番組出演時に、アニメファンが少ない観客層の前でキャラクターの声を披露したところ場が白け、ネット上で「事務所を絶許」というコメントが殺到。さらに2012年には本人に対する風評被害に悩まされ、ブログで不快感を表明する事態に発展しました。
絶許の言葉の成り立ち
言語学的に見ると、「絶許」は日本語の特徴的な省略パターンを示しています。元のフレーズ「絶対に許さない」から助詞の「に」と動詞の否定形「さない」を省略し、主要な意味要素のみを抽出するという手法は、他のネットスラングや若者言葉にもよく見られる現象です。このような省略はコミュニケーションの効率化を図ると同時に、同じコミュニティ内での結束を強める記号的な役割も果たしています。また、漢字2文字という短い形式ながら、強い感情を的確に表現できる点が、長年にわたって使用され続けている理由の一つと言えるでしょう。
絶許の例文
- 1 大切に取っておいたプリンを家族に食べられてしまった時、「あれ私のプリンだったのに…絶許」
- 2 録画していたドラマの結末を友達に先に教えられてしまった、「ネタバレするなんて絶許です」
- 3 朝、ギリギリまで寝ていたら自分の分のトーストまで食べられてしまった、「それ私の分やん、絶許~」
- 4 貸した漫画を返してもらったらページが折れていた、「ちゃんと扱ってよ、絶許」
- 5 オンラインゲームでずっと狙っていたレアアイテムを友達が簡単に入手してしまった、「そんな運の良さ、絶許だわ」
「絶許」の使い分けと注意点
「絶許」はカジュアルな場面で使われるスラングなので、使用する際にはいくつかの注意点があります。基本的に友人同士の冗談やSNSでの軽いやりとりに限定し、真剣な議論やビジネスシーンでは避けるべきです。
- 親しい友人同士のカジュアルな会話で使用する
- 深刻な怒りではなく、遊び心のある表現として使う
- 年配の方やネットスラングに不慣れな人には説明を添える
- ビジネスメールや公式の場では使用しない
関連用語と類似表現
「絶許」と同じくネットスラングとして使われる関連用語をいくつか紹介します。これらの表現も「絶許」同様に、若者を中心に広く使われています。
| 用語 | 意味 | 使用例 |
|---|---|---|
| 激おこ | とても怒っていること | 約束破られて激おこです |
| ぷんぷん | 怒っている様子 | 彼氏に嘘つかれてぷんぷん |
| 許さない | 標準語での直接表現 | これは本当に許さない |
| 無理 | 受け入れられないこと | その提案は無理です |
歴史的背景と進化
「絶許」は2000年代前半のインターネット文化から生まれた表現ですが、その使われ方は時代とともに変化してきました。当初は本当に許せない出来事に対する強い怒りを表現する言葉でしたが、現在ではより軽いニュアンスで使われることが多くなっています。
- 2006年:金村選手の発言をきっかけにネットで広まる
- 2008年:声優の小清水亜美さん関連で話題に
- 2010年代:若者言葉として一般化し軽いニュアンスに
- 現在:SNSを中心に遊び心のある表現として定着
よくある質問(FAQ)
「絶許」の正しい読み方は何ですか?
「絶許」には厳密な正しい読み方はなく、主に「ぜつゆる」「ぜっきょ」「ぜっきょう」など複数の読み方が使われています。最も一般的なのは「ぜつゆる」で、ネット上では読み方を気にせず使われることが多いです。
「絶許」はどんな場面で使えばいいですか?
軽い冗談や茶化した表現として、実際にはそこまで怒っていないけど「許せない!」というふりをしたい時に使うのがおすすめです。例えば友達にいたずらされた時や、ちょっとした失敗をからかう時など、深刻な怒りではなく遊び心のある場面で使いましょう。
「絶許」はビジネスシーンでも使えますか?
基本的には避けた方が無難です。「絶許」はカジュアルなネットスラングなので、ビジネスメールや公式の場では使用しないようにしましょう。職場の親しい同士の雑談でも、相手によっては誤解される可能性があるので注意が必要です。
「絶許」の由来となった有名なエピソードは?
2006年にプロ野球選手の金村曉さんが当時の監督に対して「絶対に許さない。顔も見たくない」と発言したことがきっかけで広まりました。また、米倉涼子さんの「9.11放屁テロ事件」や声優の小清水亜美さんに関する出来事も、この言葉の普及に影響を与えています。
「絶許」を使う時の注意点はありますか?
深刻なトラブルや本当に許せない状況では使わないようにしましょう。また、年配の方やネットスラングに詳しくない人には通じない可能性があります。基本的に若者同士のカジュアルな会話やSNSでの使用に限定するのがおすすめです。