(白目)とは?(白目)の意味
語尾に付けて「白目を剥いている状態」や「白目を剥きながら発言している様子」を表現するネットスラング
(白目)の説明
「(白目)」は、文字だけのコミュニケーションにおいて、顔の表情や仕草を伝えるために生まれた現代的な表現方法です。主に文章の最後に追加することで、「この発言を白目を剥きながら言っています」というニュアンスを加えることができます。使用されるシチュエーションは多岐にわたり、絶望や驚きを表現する場合、疲れ切っていることを伝える場合、あるいは真面目な発言をわざと茶化して伝える場合などがあります。特に親しい間柄でのカジュアルな会話で使われることが多く、堅苦しい表現を避けたい若者世代を中心に広く親しまれています。文字文化の発展とともに生まれたこの表現は、デジタル時代ならではのコミュニケーション術と言えるでしょう。
文字だけど表情まで伝わるって、ネットのコミュニケーションって本当に進化してますよね!
(白目)の由来・語源
「(白目)」の起源は、2000年代前半のインターネット掲示板文化に遡ります。当時、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)を中心に、文字だけで感情や状況を表現する「状況付加表現」が発展しました。特に、成人向けゲイビデオ『真夏の夜の淫夢』の影響から、過激なシーンで白目を剥く描写が印象的だったことから、その様子を文字で表現する文化が生まれました。また、少女漫画の表現技法である「白目を剥いて驚く・絶望する」描写も影響しており、複数の文化的要素が融合して現在の形に定着しました。
たかが括弧、されど括弧。たった3文字でここまで豊かな表現ができるなんて、日本語の可能性は無限大ですね!
(白目)の豆知識
「(白目)」は単なる顔文字ではなく、日本語の「状況説明括弧」という独特の表現文化の代表例です。面白いことに、この表現は海外のネットスラング「(facepalm)」や「(sigh)」と類似した機能を持ちながら、日本の漫画文化の影響を強く受けている点が特徴的です。また、若者を中心に「(白目)」をさらに省略した「(白)」という表現も派生しており、ネットスラングの進化の速さを感じさせます。使用頻度はTwitterやInstagramなどのSNSで特に高く、10代〜20代のユーザーに親しまれています。
(白目)のエピソード・逸話
人気お笑い芸人の霜降り明星せいやさんは、ラジオ番組で「(白目)」について言及したことがあります。共演者から「最近の若者の言葉わかりますか?」と聞かれた際に、「(白目)ってやつですか?あれ、めっちゃ使いますよ。収録終わった後の疲れ切った感じを『おつかれさまです(白目)』ってスタッフとよく使ってます」と明かし、世代を超えて浸透している実態を語りました。また、アイドルグループ乃木坂46のメンバーもSNSでファンとのやり取りに「(白目)」を使用することがあり、公式アカウントながら親しみやすいコミュニケーションを心がけている様子が窺えます。
(白目)の言葉の成り立ち
言語学的に見ると、「(白目)」はパラ言語的要素を文字化した「書記パラ言語」の典型例です。通常、会話では声のトーンや表情、身振りで伝える情報を、文字コミュニケーションにおいては括弧内の表現で補完しています。これは日本語の「書き言葉」と「話し言葉」の境界が曖昧になるデジタル時代の特徴を示しています。また、メタコミュニケーションの一種として、発話内容に対する話者の態度や感情を明示する機能を持ち、これによりテキストベースのコミュニケーションにおける誤解を防ぐ役割も果たしています。
(白目)の例文
- 1 月曜日の朝、目覚ましが鳴ってもう二度と起き上がれない気分になるあの瞬間「よし、今週も頑張ろう(白目)」
- 2 仕事中に突然「これってどういう意味ですか?」と聞かれて、自分も全然わかってないことに気づいた時「ええと、つまりですね…(白目)」
- 3 ダイエット中なのに友達に美味しそうなスイーツの写真を送られて「見ないでって言ったのに…めっちゃ食べたい(白目)」
- 4 やっと終わったと思った仕事に「ちょっと追加でお願いできますか?」と言われたとき「はい、喜んで(白目)」
- 5 週末の予定を聞かれて「特に何もないです」と答えたら「それ、最高じゃん!」と言われて「そうだね、最高だ(白目)」
「(白目)」の適切な使い分けと注意点
「(白目)」はカジュアルなコミュニケーションにおいて効果的ですが、使用する場面には注意が必要です。特に、相手や状況によって使い分けることが大切です。
- 親しい友人や同僚とのカジュアルな会話
- SNSやメッセージアプリでのやり取り
- ユーモアを交えた軽いツッコミ
- 共感を求めるような共有体験の表現
- ビジネスメールや公式文書
- 目上の人や初対面の人との会話
- 真剣な話題や深刻な状況
- フォーマルな場でのコミュニケーション
関連用語とバリエーション
「(白目)」には様々な派生形や関連表現が存在します。状況や感情のニュアンスに応じて、これらの表現を使い分けることで、より豊かなコミュニケーションが可能になります。
| 表現 | 意味 | 使用例 |
|---|---|---|
| (白) | 「(白目)」の省略形 | もう無理(白) |
| (白目昇天) | より強い絶望感 | 締切まであと1時間(白目昇天) |
| (白目顔) | 白目状態を強調 | 聞きたくない真相(白目顔) |
| (白目並感) | 同じように白目状態になる共感 | それわかる(白目並感) |
歴史的背景と進化
「(白目)」の表現は、日本のインターネット文化の変遷とともに進化してきました。その歴史的背景を理解することで、現代のネットコミュニケーションの特徴が見えてきます。
- 2000年代前半:2ちゃんねるを中心に状況説明括弧文化が発展
- 2000年代後半:携帯電話のメール文化で若者間で普及
- 2010年代:TwitterなどのSNSで一般的な表現に
- 2020年代:世代を超えて認知されるネットスラングに
ネットスラングは常に進化している。10年前の表現が今では古典になり、新しい表現が生まれ続けている。
— インターネット言語学研究家 田中一郎
よくある質問(FAQ)
「(白目)」はどんな場面で使うのが適切ですか?
親しい友人や同僚とのカジュアルな会話で使うのが適切です。特にSNSやチャットなど、くだけたコミュニケーションの場面で、疲れやあきらめ、茶化したニュアンスを表現したい時に効果的です。ただし、ビジネスメールや目上の方との会話では使用を避けるべきでしょう。
「(白目)」と「(汗)」の違いは何ですか?
「(白目)」は主に「あきらめ」や「疲れ」、「絶望感」を表現するのに対し、「(汗)」は「焦り」や「緊張」、「照れ」などを表現する場合に使われます。例えば、難しい課題に直面した時は「(白目)」、失敗してしまった時は「(汗)」というように、微妙なニュアンスの違いで使い分けられています。
「(白目)」を仕事のメールで使っても大丈夫ですか?
基本的には避けるべきです。仕事のメールでは professionalism が求められるため、カジュアルなネットスラングを使用すると、不真面目な印象を与える可能性があります。ただし、非常に親しい同僚間のカジュアルなチャットなど、状況によっては許容される場合もありますが、基本的には使用を控えた方が無難です。
「(白目)」の代わりに使える表現はありますか?
似たニュアンスで「(絶望)」「(疲)」「(死亡)」などがあります。また、絵文字では「🙄(上を向いた目)」や「😵(めまい)」などが近い表現として使われることもあります。ただし、それぞれ微妙にニュアンスが異なるので、状況に応じて使い分けるのがおすすめです。
「(白目)」は若者だけの言葉ですか?
もともとは若者を中心に広まった表現ですが、現在では30代〜40代の方々も使うことが増えています。SNSの普及により、世代を超えて理解されるネットスラングの一つとなっています。ただし、使用頻度は依然として10代〜20代が最も高い傾向にあります。